書評に興味のある女性
本を読むのが好きな方のなかには、「読書・書評ブログをやってみようかな」と思っている方もいるでしょう。
でも、いざ始めようと思っても、
- どんな風に書けばいいのかわからない
- 伝えたいことがうまく書けない
といった悩みを抱えているのではないでしょうか?
そこで、この記事では書評記事の書き方について、 テンプレ付き で以下の内容をご紹介します。
- 記事テーマの決め方
- タイトル、導入文、感想の書き方
- 記事に書いておいた方がいい内容
読書ブログって、運営していてとても楽しい んですよね。
この楽しさをぜひあなたにも体験してほしいと思っています。
- 読書ブログ始めてみたい
- 読書ブログに興味がある
- 読書感想・書評記事の書き方を知りたい
こんな風に思っている人はぜひこの記事を読んでみて、読書ブログを始めてみてくださいね。
Contents
書評ブログで一番大事な、「記事のテーマ」の決め方
本の感想、書評記事を書くうえで重要なポイントが 「記事のテーマ」 です。
何の目標や設定もなく記事を書くのは、どうしても難しい作業になってしまいます。
あなたが、読書感想で何を書けばいいのかわからない理由の一つに、「記事のテーマが定まっていない」のが当てはまるのではないでしょうか?
記事が思ったようにうまく書けない人は、まず書評記事のテーマを決めていきましょう。
私が意識しているのは 「読んだことがある人もない人も楽しめる、新しい情報を知ることができる記事」 です。
本を読んだことがある人には、私の感想と読み比べて「すっちーはこんな風に思ったのか」と感想を楽しんでもらえるように、本を読んだことがない人には、紹介した本を「読んでみたい!」と思ってもらえるように書いています。
あなたはどのような思いで書評記事を書きたいですか?
- おすすめする本をたくさんの人に読んでもらいたい
- 自分が感じたありのままの感想を、誰かと共有したい
- 役に立った本を同じような境遇の人に知ってもらいたい
記事のテーマをもう一度定めてみると、スムーズに筆が進むかもしれませんよ。
誰に読んでもらうのか「読者・ターゲット」を設定する
記事のテーマが決まったら、誰に読んでもらうのか 「読者・ターゲット」 を設定してみましょう。
年代・性別問わず書くのもいいですが、例えば「20歳、大学生、女性」といったように、ターゲットを限定するほど、 あなたが設定した読者の心に刺さる文章 が書けます。
また、不特定多数の人に伝える文章を書くよりも、 特定ターゲットに絞った方が文章が書きやすい 、といったメリットもあります。
なので、最低でも、
- 性別
- 年齢(年代)
- 職業、仕事
あたりを設定しておくことをおすすめします!
目的を深掘りする
読者・ターゲットが決まったら、もう一度、 書評記事を書く目的を深掘り していきましょう。
深掘りをするときは、5W1Hに沿って考えてみるといいですよ!
- Who(だれに)→20代女性に
- When(いつ)→発売から1週間以内に
- Where(どこで)→ブログで
- What(なにを)→本書で得た「計画術」に関する知識を
- Why(なぜ)→仕事で役立つと考え、共有したい
- How(どのように)→学ぶメリットと、計画の立て方を体系的に書く
「いつ」と「どこで」はそんなに深掘りしなくていいかなと思いますが、それ以外の部分は、 深掘りすればするほど記事が書きやすくなります。
書評記事を書く前に、素材集めも重要!
書評記事を書く前に、あなたは読書をどのように行なっているでしょうか?
普通に読書をするのでもいいのですが、いざ書評記事を書くときに 「本のどの部分が刺さったんだっけ?」 とわからなくなってしまうことはありませんか?
記事を書く前に、もっと大切なのは 「本の読み方」 であると私は思っています。
- 大切だなと思った部分に付箋をつける
- 読んで感じたことや新しい着想はメモをする
- 文中に出てきた参考文献にも注目する
など、 記事を書く際に役立つ素材集め もしておくといいですよ。
ちなみに、上手な本の読み方に関しては、以下の記事にまとめているのでよければ参考までに。


【テンプレート】私の読書感想・書評記事の構成
私の読書感想・書評記事の構成は、以下のようになっています。
- 導入文
- 本の概要
- 著者の関連書籍の紹介
- 本の感想
結構シンプルな作りになっていると思いましたか?
私は読書感想・書評記事は 長すぎるのはあまりよくない と思っています。
感じたことを目一杯書くのもそれはそれで素晴らしいのです。
しかし、私が他の人の書評を読んでいると 「必要最低限の情報」と「感想が3つほどのポイントでまとまっている」 方が読みやすいと感じています。
これらの理由で大まかな構成は上記のようになっています。
そして最近は、このテンプレートに沿って記事を書くことで、 書評記事を書く時間がグッと短く なりました。
たくさんの書評・読書感想を書きたいと考える人こそテンプレートは必須です!
導入文の書き方
読書感想・書評記事に限らず、どんな記事にも「導入文」は存在しますよね。
基本的には通常のブログで書く導入文と変わりありません。
ただし、私は必ず読書感想・書評記事では 「紹介する本がおすすめな人」 を紹介しています。
以下は、「生きるために精神と身を削る|『神さまを待っている』(畑野智美)【読書感想・書評】」記事の導入文です。
上記のように、
- どんな人に読んでほしいのか
- どんな人に刺さりそうな本なのか
を冒頭で説明します。
おすすめの人を書かなくても問題ないのですが、記事を読みにきた人が、
と思った場合、読者のニーズにあっておらず、その記事は 読者ファーストでなくなってしまいます。
読者との認識のズレをなくすためにも、この「紹介する本がおすすめな人」は必要でしょう。
本の概要の書き方
導入文の後には、 本の概要 を紹介しています。
ここでいう「本の概要」は以下の内容になっています。
- あらすじ
- 出版日
- ページ数や読書にかかる時間
- 賞をとっているか映画化しているかなどの情報
なぜ、本の概要を書くのかと言うと、 書評記事を読みにきた人が本について知っているとは限らない からです。
- まだ読んだことがない本なので読みにきた
- 検索したキーワードの中に、書評記事があったのできてみた
- 映画の原作みたいだから、気になって調べたらこの記事にたどり着いた
書評記事ひとつをとっても、さまざまな理由で読者は記事にたどり着きます。
そのとき、あなたの感想やおすすめの人だけ書かれてあっても、
- そもそもこの本のあらすじはどうなってるの?
- 作者は誰なの?他にどんな本を書いているんだろう…
- 最近の本なのかな?それとも結構前のやつ?
といった疑問が残ってしまうでしょう。
疑問が出てきた読者は、また検索ウィンドウを調べて別のページに行ってしまいます。
どうせ記事を読んでもらうなら、最後まで疑問を残さず読んでほしいですよね!!
そんな理由さ、親切心から本の概要はサクッと書いておくべきです。
著者の関連本の紹介の書き方
本の概要を書いたら、 「著者の関連本」 もあわせて紹介しています。
自分が読んだことがあるものは、当然その本を紹介します。
関連本の書評記事をすでに書いているのであれば、 内部リンクもしっかり貼っておきましょう!
著者の関連本を読んでない場合は、賞をとった本や映画化した代表作を紹介するようにします。
本の感想の書き方
著者の関連本を書いたら、いよいよ本の感想を書きます。
本の感想に関しては、 あなたの好きなように書くべき だと私は思っています。
なので細かいことは言いませんが、私は以下の内容を書いていますので参考までに。
- 刺さった言葉やシーン
- そこから感じたこと
- 読後感
また、感想を書くときは、 ポイントを3つくらいに分けて 紹介しています。
「読書感想・書評記事の構成」でも書きましたが、ポイントに分けて書いた方が読者は読みやすいです。
以下は、「生きるために精神と身を削る|『神さまを待っている』(畑野智美)【読書感想・書評】」記事の目次です。
赤枠で囲んである箇所が感想の3つのポイントですね。
どうでしょう、私が『神さまを待っている』を読んで感じたことがまとめられており、伝えたいことがわかりやすく書かれていると思いませんか?
読書・書評ブログの書き方まとめ
読書感想・書評記事の書き方やテンプレートを紹介していきました。
最後にもう一度読書感想・書評記事の構成をまとめます。
- 導入文
- 本の概要
- *あらすじ
- *出版日
- *ページ数や読書にかかる時間
- *賞をとっているか映画化しているかなどの情報
- 著者の関連書籍の紹介
- 本の感想
- *刺さった言葉やシーン
- *そこから感じたこと
- *読後感
私自身、まだまだ読書ブロガーとしては初心者のようなものです。
しかし、感想を書きながら自分が伝えたいことや読者が知りたいことを書けるように試行錯誤しています。
今後も書評記事を書いて、 より良いと思った書き方があれば紹介していく予定です!
あなたもぜひ、読書・書評ブログを始めてみてくださいね。
このテンプレを使って書いている読書感想・書評記事はこちら↓




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